トマト栽培について5,6,7,8月と1カ月毎に書いてきた。トマトの収穫は8月、9月がピークだが8月と比べると枯れ葉が増えてきた。下記写真は収納ケース式水耕栽培のアイコである。
アイコの実は支柱で組んだヤグラの上に移ってきたが、枯れ葉も増えてきた。時々枯れ葉は整理しているのだが、葉が重なって日差しが通りにくい場所は実も小さい。ヤグラの上に広がった枝葉を整理した方が良いのだろうがすでにジャングル状態である。
次の写真は道路側から写したもの。
ヤグラの上から道路側に垂れ下がるように枝葉が伸びている。収納ケース式水耕栽培のアイコは一株でバーミキュライトを培地にした養液栽培の中玉トマト4株と競合しているが、アイコの方がはるかに優勢である。これは中玉トマトの栽培ポットが小さいためである。
次の写真は南壁の塩ビパイプ式水耕栽培のモモタロウである。
ほぼ枯れてしまった。原因は根が成長しすぎてストーンからのエアーが通りにくくなり根が茶色になり死んでいるためだ。この塩ビパイプ式水耕栽培は初期の成長は速いが、根がパイプに詰まるほど成長した段階で酸素不足により枯れ始める。
日当たりさえよければ、トマトの水耕栽培・養液栽培での収穫量は根が成長できる容量の栽培槽の大きさと、そこへの酸素の供給量によって決まることがわかる。