キュウリ養液栽培の温室効果

キュウリは4月に苗を買ったものを南壁で育て、実を収穫できる時期を迎えた。しかしキュウリは短期間に育ち枯れてしまうので、今年は最初の苗の収穫が終わった頃に次の苗が収穫できるように、一月ずつずらして タネから苗を育てている。しかし計画通りにいかないのが家庭菜園である。まず南壁のキュウリは収穫期を迎えているが育ちが悪く葉も小さい。

それに比べると、今年 ベランダに作った温室で栽培しているキュウリは4月の後半にタネから催芽して育てたものだが下記写真のように温室全体を占有しそうなぐらいに成長が速く、数日後には初収穫ができそうだ。

キュウリは全て培地を バーミキュライトにした底面給水式養液栽培だが、南壁は日当たりが良いが鉢が少し小さいのと、自動給水器の水位設定が低く養液が十分に供給できていないのが、育ちが悪い原因だろう。一方、温室栽培の方は東向きで南壁ほど日当たりは良くないが標準サイズのプランターで自動給水の水位設定も適切で温室内の温度が高いため成長が早いのだと思う。寒冷地の八戸では温室は期待以上の効果が出ている。
しかし温室内ではキュウリの他に、同じツル性野菜のツルありインゲンやメロンも栽培しているがキュウリに温室を占有され、日光が遮られ思ったほどには育っていない。限られた栽培面積しかない家庭菜園では日当たりをそれぞれの野菜にバランスよく当てるのは難しい。

投稿者:

nobuoji

自動給水式家庭菜園のうみねこ堂管理者

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