トマト栽培については5月から毎月中旬にこのブログで書いてきたが、今月末で整理することになるだろう。紅葉情報が聞かれるこの時期、枯れ葉も目立ち、実も赤くなるスピードが遅くなり養液の消費量もぐっと減ってきた。毎年のことだが青いままの実が大量に残るものの見限って撤収せざるを得ない時期が近づいているなと感じる。
ちなみに最後の写真は水耕栽培・養液栽培ではない。昨年落下したミニトマトから自然に芽が出て育ったものである。肥料もやらずにほったらかしの割には南壁で日当たりが良かったせいか思いの外成長した。
トマト水耕栽培・養液栽培の利点は適切に肥料を与え続けることができるため、長期にわたって収穫し続けることができる点だ。寒冷地の八戸でも7月中旬から10月まで毎日のように食べた。8月、9月と大量収穫できる時期はジュースにしたり、冷凍保存もした。収穫の少ない7月、10月はサラダの彩りにしたりで、無駄になることがなかった。キュウリやピーマン、パプリカ、インゲンなどは収穫時期が集中してしまい、余ったり、足りなかったりで調整が難しい。その点トマト・ミニトマトは狭い庭でも長期にわたって大量収穫できるのでお勧めである。トマト栽培の問題は真夏の最盛期の水遣りの大変さだが、それも私が開発した自動給水器を使えば手間いらずなので水耕栽培式家庭菜園に最も適している野菜だと思う。