二階のバルコニーの一部を簡易温室にしている。これは家庭菜園用ビニール(0.1㎜✖️185㎝✖️10m)で天井から床まで包み、支柱で止めただけの簡易なものだが、寒冷地の八戸では最高気温20度程度で最低気温は10度を下回るこの季節に活躍してくれそうだ。
写真は左にレタス、シュンギク、ホウレンソウ、そして右はミニトマトとキュウリだ。いずれもバーミキュライトを培地にした養液栽培である。ミニトマトは庭で栽培しているものから枝切りして刺したばかりなので根が十分ではなく、しおれ気味である。またキュウリの苗は8月末に植えたものである。ミニトマトとキュウリはこの時期、温室でどの程度育つかの実験用で収穫は期待していない。レタス、シュンギク、ホウレンソウの葉物野菜は収穫まで少なくとも60日はかかるので11月下旬の収穫を期待している。
簡易温室は床にスタイルフォームやベニヤ板、そしてその上に黒のシート(ゴミ袋)を敷いて保温性を高めたつもりだが、外気温に対して3〜10度程度しか高くはならない。せいぜい東京辺りの気温といったところだ。簡易温室は今年5月に作ったものでこの秋どの程度効果があるものか楽しみである。